倒産関連の疑問をQ&A形式でご紹介します。
■ Q.「手続きにかかる時間は?」
A. 倒産の手続きをしていてふと気になるのが、手続きや申し立てをしてからどのくらいで終了するのか?ということがあります。
●破産手続きの場合
申し立てと手続きに入ってから大体、半年から1年くらいを目安にしてください。
●民事再生(再建)手続きの場合
申し立てで手続きを開始すると6ヶ月くらいで「民事再生計画」が作成されます。
再生計画から立て直し完了となるまでは、一括で弁済できれば1年ほど、分割での弁済では5年から10年とかなり時間がかかることもあります。
■ Q.「倒産したら給与はもらえない?」
A. 未払いの給与やボーナスについての心配があるのは当然です。
そのため国では従業員へのセーフティーネットを用意しています。
●失業保険
退職ではない倒産での解雇にも適用されます。有名なセーフティーネットです。
●労働者健康福祉機構
倒産してしまった場合、役員などには適用されませんが一般的な従業員には未払いの給与やボーナスを倒産した会社側に代わって立て替えてくれるセーフティーネットです。
ただし失業保険のように誰もが受けられるわけではなく、一定の条件を満たしていなければ、労働者健康福祉機構からの立て替での支払いはありません。
■ Q.「破産手続きを弁護士に頼む時の費用は?」
A. 経営者サイドの倒産の問題としては、難しい手続きが入った場合にどうしても弁護士を立てなければならないことがあるということへの弁護士費用のことがあります。
どのような状態で倒産してしまったか、どの手続きでの申し立てをするかなど様々な条件があるため「一概に費用は○○円」とは説明できないのですが、すべてを弁護士に頼む場合は「300万円~500万円」くらいの費用を念頭においておくと良いとされています。
ケースによっては300万円に満たない場合や、逆に500万円を突破してしまうこともあるので、依頼をする前に弁護士に見積もりなどを出してもらうようにしましょう。